この記事では、Android 8.0からAndroid 9にOSバージョンアップしたXperia XZ Premium SO-04Jを使っていて筆者が気づいた、通知関係(Head Up通知、通知パネル、クイック設定パネルなど)の変更点について紹介しています。
Head Up通知が表示されてもステータスバーの情報が隠れなくなった
スクリーンショットを撮ったときや、LINEなどのメッセージアプリから通知が届いたときなどに表示されるHead Up通知の変更点について紹介します。
Android 8.0では、Head Up通知が表示されているときにステータスバーに表示されている、電池残量やアンテナピクトが隠れていましたが、Android 9では、Head Up通知が表示されているときでもステータスバーアイコンが隠れなくなりました。
また、普段は時計が表示されているステータスバーの左側の部分に、通知が届いているアプリ名が表示されるようになっています。
Android 8.0のHead Up通知でもアプリ名は表示されていましたが、Android 9のほうが文字が大きくなっているので、より見やすくなっています。

通知エリアの高さが変わった
Android 9では、Android 8.0のときよりも、通知パネルに表示されている通知の高さが少し高くなりました。
左がAndroid 9、右がAndroid 8.0での通知パネルのスクリーンショットです。


通知パネルでの設定アプリへのショートカットアイコンがなくなった
Android 8.0では、ステータスバーの部分から一回下にスワイプしたときに表示される通知パネルに、設定アプリのショートカットアイコン(歯車のアイコン)が表示されていたので、設定アプリをすぐに開きたいときに便利でした。
しかし、Android 9では、設定アプリのショートカットアイコンが通知パネルに表示されなくなりました。
通知パネルで下にスワイプしたときに表示されるクイック設定パネルでは、Android 9でもこれまで通りに設定アイコンが表示されます。
アプリの通知の設定に簡単にアクセスできるようになった
Android 9では、通知パネルで上にスワイプして、一番下の通知を表示させたときに、すべての通知を削除する「すべて削除」に加えて、通知を表示したアプリの履歴などを確認することのできる「通知を管理する」という項目が追加されました。
Android 8.0では、「すべて削除」のみが表示されていました。

通知パネルにステータスバーアイコンが表示されるようになった
Android 9では、Wi-Fi、アラーム、データセーバーなどのステータスバーアイコンが、そのまま通知パネルでも表示されるようになっています。
クイック設定パネルのデザインが新しくなった
ステータスバーの部分から、下に2回スワイプしたときに表示されるクイック設定パネル関係の変更点です。
Android 9では、クイック設定パネルや通知パネルから設定を変更することのできる、Wi-FiやBluetooth、NFCなどのアイコンのデザインが大きく変わりました。
また、Android 9ではクイック設定パネルの上の方に、マナーモード設定の状態が「携帯電話をミュートに設定中」や、「携帯電話をバイブレーションに設定中」などと表示されるようになっています。


さらに、Android 9では、クイック設定パネルに表示されているアイコンの数が、9個から6個に減っています。
Wi-FiのSSIDやBluetoothのデバイス名が流れて表示されるようになった
Android 8.0では、クイック設定パネルに表示されているWi-FiのSSIDや、接続されているBluetoothデバイスの名前などが長い(文字数が多い)場合、一度に表示しきれない部分が「…」と表示されて確認することができませんでした。
一方で、Android 9では、文字数が多い場合に文字が流れるように表示されるので、すべての部分を確認することができるようになっています。