2018年8月2日に、WordPressの新バージョンであるWordPress 4.9.8がリリースされました。
バージョン4.9.8はマイナーアップデートなので、自動更新を有効にしていると、自動的にアップデートされます。
この記事では、WordPress 4.9.8で追加された新機能や、変更点などについて紹介しています。
4.9.8へのアップデートが完了
自動更新機能を有効にしていたので、自動的にインストールが完了していました。
新機能・変更点について
WordPress 4.9.8での主な新機能や変更点です。
詳しい変更点については、「WordPress.org」でのリリースノートにて確認することができます。
Gutenbergの紹介が表示されるようになった
ダッシュボードに表示される紹介文
WordPressの次期メジャーアップデートの「WordPress 5.0」で採用されることが決定している新エディター、「Gutenberg」に関する紹介文が、ダッシュボードに表示されるようになりました。
「WordPress 5.0」では、Gutenbergがデフォルトで有効になっており、これまでのエディターを利用するには、「Classic Editor plugin」をインストールする必要があると書かれていました。
この説明文は、翻訳を更新すると日本語になります。

WordPressのこれまでのバージョンでも、プラグインをインストールすることでGutenbergを試すことができましたが、WordPress 4.9.8では、より簡単にインストールすることができるようになっています。
Gutenbergをインストールしてみた
Gutenbergプラグインをインストールして試してみました。
「Install Gutenberg」ボタンをクリックすると、Gutenbergプラグインのインストールが開始されます。

しばらく待つとインストールが完了します。
そして、「Gutenbergを有効化」ボタンをクリックすると、新エディターが有効になります。

プラグインが有効になると、このようにすぐに新エディター「Gutenberg」を試すことができます。

プライバシー設定が強化された
2018年5月にリリースされた、WordPress 4.9.6で新たに追加されたプライバシー設定が強化されました。
「WordPress.org」によると、WordPress 4.9.8では、プライバシー設定に関する18個の調整がなされています。
不具合が修正された
アップデート後に表示されるようこそ画面では、WordPress 4.9.8では46個のバグが修正されていると表示されていました。
これまでのバージョンのアップデートと比較すると、WordPress 4.9.8では修正されたバグの数が多くなっていました。
