この記事では、Androidスマホ版のWordアプリを使い始める前に必要となる、初期設定の手順や方法について紹介しています。
Wordアプリのインストール方法については、こちらの記事「Androidスマホ版Wordアプリのインストール方法」にて紹介しているので、まだインストールが完了していない場合は、こちらをご覧ください。
Wordアプリの初期設定の手順
Android版Wordアプリの初期設定の流れについて紹介します。
「Excel」や「PowerPoint」など、ほかのOfficeアプリで初期設定をすでに行っている場合は、すぐに使い始めることができるので初期設定を行う必要はありません。
Wordアプリを開く
はじめに、Playストアやホーム画面からWordアプリを開きます。
初回起動時は、言語ファイルのダウンロードなどの準備が行われるので、少し時間がかかることがあります。
ストレージへのアクセスを許可する
「Wordに機器内の写真、メディア、ファイルへのアクセスを許可しますか?」というダイアログが表示されるので、「許可」をタップします。
ストレージへのアクセス許可は、Wordアプリがファイルを保存したり、開いたりするために必要となります。一度権限を許可すれば、これ以降はこのダイアログは表示されません。

この手順は、Android 6.0以上のバージョンを搭載しているスマートフォンでのみ必要です。Android 6.0より古いバージョンのAndroidでは、Wordアプリをインストールするときにすでにストレージへのアクセスを許可しているため、その場合はこの手順を飛ばしてつぎに進みます。
権限を許可しなかった場合
ストレージへのアクセスを許可しない場合は、Wordアプリを使うことができません。
先程のダイアログで「許可しない」をタップして、ストレージへのアクセスを拒否した場合は、「続けますか?アクセス許可を拒否する場合、Wordを使用できません。」と表示されます。
ここで「拒否する」をタップした場合はWordアプリが終了し、「再試行」をタップした場合は、権限の確認ダイアログがふたたび表示されます。

連絡先へのアクセスを許可する
「Wordに連絡先へのアクセスを許可しますか?」というダイアログが表示されます。
許可する場合は「許可」を、許可したくない場合は「許可しない」をタップします。
ストレージのときとは異なり、連絡先へのアクセスを許可しなくても、Wordアプリを使うことができます。

アカウントにログインする
ストレージへのアクセスを許可すると、アカウントへのログイン画面が表示されます。
アカウントへのログインは必須ではありませんが、ログインすることで、OneDriveとの連携などの便利な機能を使うことができるようになります。
この記事では、ログインする場合とログインしない場合のそれぞれの方法を紹介しています。
Wordアプリにログインする場合
メールアドレスを入力する
画面の中央にあるテキストボックスに、Microsoftアカウントのメールアドレスを入力して、矢印ボタンをタップします。
学校や会社などでOffice 365を利用している場合は、そのアカウントでログインすることもできます。

パスワードを入力する
パスワードの入力画面が表示されるので、アカウントのパスワードを入力し、「サインイン」ボタンをタップします。
サインインが完了すると、「ファイルをフェッチしています」と表示されるので、処理が完了するまで待ちます。

ログインしない場合
Wordアプリにログインしたくない場合は、ようこそ画面で「後でサインイン」をタップします。
初期設定が完了
初期設定が完了し、Wordアプリのトップ画面が表示されました。
これで、アプリを使う準備が整いました。
次の記事では、Wordアプリで文書を作成する方法について紹介しています。
