2019年3月13日にWindows Updateで更新プログラムを確認したところ、累積更新プログラム(KB4489899)をはじめとした3つの更新プログラムがリリースされており、利用可能になっていたのでインストールしてみました。
今回の更新プログラムの一覧
利用可能になっていた更新プログラムは、以下の3つでした。
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – 2019 年 3 月 (KB890830)
- 2019-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4489907)
- 2019-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4489899)

累積更新プログラム(KB4489899)の内容
Windowsのサポートサイトによると、今回の累積更新プログラム(KB4489899)では、以下のようになっています。
様々な不具合の修正やセキュリティの改善が主な内容となっています。以前の累積更新プログラムと同様に、新機能は追加されていません。
- 特定の種類のMSIファイルとMSPファイルのインストールやアンインストールなどの際にエラーが発生するという問題の修正
- 前回の更新プログラム(KB4482887)のインストール後に、特定のゲームをプレイしているときに、グラフィックやマウスなどのパフォーマンスが低下する不具合の修正
- 「Microsoft Edge」や「Internet Explorer」、Windowsのカーネルなどのセキュリティ更新
また、既知の不具合のところには、Internet Explorer 11で認証に関する問題が発生することがあると書かれていました。
インストールの流れ
更新プログラムのダウンロードは自動的に行われました。
ダウンロード完了後、インストールがすぐに行われず、1分ほどの間は状態が「インストールの保留中」になっていました。

最終的にインストールが行われました。

累積更新プログラム以外の2つの更新プログラムは、再起動することなくインストールが完了しました。

インストールが完了した
累積更新プログラムの構成とWindowsの再起動は、40秒ほどで完了しました。
更新プログラムの履歴
Windows Updateから更新プログラムのインストールの履歴を確認してみました。
「2019-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4489907)」と「2019-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4489899)」は「品質更新プログラム」として記録されていることがわかりました。
一方で、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – 2019 年 3 月 (KB890830)」は「その他の更新プログラム」として記録されていました。

バージョン情報
また、ビルド番号が「17763.348」から「17763.379」に変更されていました。
