Windows 10の新機能「Sets」をためしてみた!

Windowsの使い方
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Windows 10のビルド17618.1000(バージョン 1803)で、「Sets」と呼ばれる新機能が使えるようになりました。

この新機能を早速ためしてみましたので、紹介します。

ビルド17618.1000は、Windows Insider Programで「Skip Ahead」を選択しているユーザー向けのアップデートです。

「Sets」とは

「Sets」は、Windows 10の次期バージョンで追加される予定の新機能です。

「Sets」を利用すると、複数のアプリケーションを同一のウインドウで開くことができます。

また、開いたアプリケーションはブラウザのタブのように表示され、簡単に切り替えることができます。

以下のスクリーンショットでは、「Sets」を利用して7つのアプリケーションを同一のウインドウで開いています。

2018年5月19日追記

ビルド17666.1000のアップデートで、Setsを有効にしているときにタイトルバーが透過するようになりました。

さらに、ビルド17672.1000へのアップデート後は、タスクビューのタイムライン機能で開いているタブの数を確認することができるようになりました。

「Sets」を使ってみる

Setsは、今のところUWPアプリとエクスプローラー、メモ帳、コマンドプロンプト、コントロールパネルなどの一部のWindows標準アプリケーションでのみ利用できます。Microsoft Office バージョン1804ではSetsは使えませんでした。

2018年4月28日追記

先日のアップデートで、Microsoft Officeを含むほとんどのアプリケーションで、Setsが利用できるようになりました。

Microsoft Officeのすべてのアプリケーションで利用できました。

さらに、UWPではないアプリケーションにも対応するようになっていました。

ここまで追記です。

対応しているアプリケーションを開くと、ウインドウの上部にMicrosoft Edgeのようなタブが表示されます。

そして、タブの右側のプラスボタンをクリックすると、Edgeの新しいタブが開きます。

この新しいタブには検索バーがあります。

この検索バーでは、インターネット検索だけでなく、パソコンに保存しているファイルやインストールされているアプリケーションの検索をすることもできます。

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複数のアプリケーションを同一のウインドウで開いてみる

つぎに、別のアプリケーションを開いてみます。普通に開くと、このように別ウインドウで表示されます。

同一のウインドウで複数のアプリケーションを開くには、Ctrlキーを押しながら開きたいアプリケーションのショートカットをクリックします。

そのようにすると以下のように、同一のウインドウで複数のアプリケーションを開くことができます。

タブを独立させる

独立させたいタブがある場合は、そのタブをドラッグアンドドロップします。

そのようにすると、以下のようにタブが独立します。

タブを同一ウインドウにまとめる

結合させたいタブを、別ウインドウに表示されているタブのとなりにドラッグアンドドロップすると、同一ウインドウに複数のタブをまとめることができます。

「Sets」を有効化、無効化する方法

Setsの有効、無効を切り替える方法です。

はじめに、設定アプリを開き、「システム」をクリックします。

つぎに、左側のメニューの「マルチタスク」をクリックします。

マルチタスクの設定項目が開いたら、下のほうにある「アプリのタブ」という項目を探します。

そして、「サポートされているアプリとWebページを新しいタブとして開く」と書かれているチェックボックスを確認します。

Setsを有効化したい場合はチェックを入れ、無効化したい場合はチェックを外します。その後、パソコンを再起動すると設定が反映されます。

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