Windows 10 Insider Previewにビルド17711.1000へのアップデートが来ていたので、インストールしてみました。(ビルド17704.1000からのアップデートです。)
この記事では、今回のアップデートでの主な新機能や変更点などについて紹介しています。
つぎのアップデートである、ビルド17713.1000が利用可能になりました。

Microsoft Edgeの機能追加
読み取りビュー(Learning tools)が強化された
一部のサイトで利用することのできる読み取りビュー(リーダーモード)と呼ばれる機能が強化され、背景色を変更することができるようになりました。背景色は22色から選ぶことができるようになっています。
読み取りビューを利用しているときに、一部の行を強調表示(ハイライト表示)することのできる「行フォーカス」という機能が使えるようになりました。強調表示する行数は、1行、3行、5行から選択することができます。
PDFファイルビューワーのツールバー
Microsoft EdgeでPDFファイルを開いているときに、ページの上のほうにマウスカーソルを合わせる(マウスホバーする)だけで、ツールバーを表示することができるようになりました。
パスワード保存の確認画面
Microsoft Edgeでのパスワード保存の確認画面が変更されました。左側に表示されるアイコンなどが変更されています。
下にある「詳細情報」と書かれたリンクをクリックすると、Microsoft Edgeの新しいウィンドウが開き、Bingでの「microsoft edge でパスワードを記憶する」というキーワードでの検索結果が表示されます。
Windows HD Color 設定が追加
Windows 10のディスプレイ設定に、「Windows HD Color 設定」という項目が新たに追加されました。
Windows HD Color 設定では、高画質機能であるHDRの有効、無効化の切り替えができるようになっています。また、ディスプレイを複数接続している場合は、ディスプレイごとの設定も可能です。
このように、HDRに対応していないディスプレイの場合は、HDR機能の切り替えスイッチがグレーアウトしています。
Fluent Designが強化された
Windows 10での新デザインである「Fluent Design」が強化されました。アップデート後は右クリックメニューなどで影が追加され、奥行き感が出ています。
レジストリエディターに補完機能が追加
レジストリエディターのアドレスバーに入力する際に、プルダウンメニューが表示され、関連項目を選択することができるようになりました。
「Sets」について
前回のビルド17704.1000へのアップデートで一時的に削除されている「Sets」は、まだ復活していませんでした。
その他の新機能、変更点について
今回のアップデートでの詳しい新機能や変更点については、こちらのMicrosoftのサイトで紹介されています。
