Windows 10 Insider Previewのアップデートが2018年6月28日に利用可能になっていたので、さっそくインストールしてみました。
この記事では今回のアップデートでの主な新機能や変更点などについて紹介しています。
今回のアップデートでは、ビルド番号が「17686.1003」から「17704.1000」になります。(バージョンは「1803」のままです。)

Microsoft Edgeでの変更点
今回のアップデートでは、Windows 10の標準ブラウザであるMicrosoft Edgeが大きく変わりました。
アイコンにベータ版のマークが追加
上のスクリーンショットがアップデート後、下のスクリーンショットがアップデート前のものです。
アップデート後は、Microsoft Edgeのアイコンに黄色の「BETA」ラベルがつきました。


タスクバーのアイコンはこのように、「BETA」のラベルが白になっていました。

メニューが見やすくなった
上がアップデート後、下がアップデート前のスクリーンショットです。
アップデート後のMicrosoft Edgeでは、メニューが大きく変わっています。
「新しいタブ」、「新しいウインドウ」、「新しいInPrivateウインドウ」ボタンのアイコンが大きくなり、見やすくなっているのが印象的です。
また、一部の項目が「その他のツール」、「ヘルプとフィードバック」などにまとめられているので、メニューを開いたときに表示される項目数が少なくなっています。


PDFファイルのアイコンが新しくなった
PDFファイルを開くときの既定のアプリがMicrosoft Edgeに設定されているときのアイコンのデザインが、新しくなりました。
上がアップデート後、下がアップデート前のアイコンです。


「入力インサイト」が追加
オートコンプリートやスペルの修正がWindowsによって行われた回数を確認することができるようになりました。
「設定→デバイス→入力→入力インサイト」からアクセスすることができます。

右クリックメニューが新しくなった
一部のアプリでの右クリックメニューが新しくなりました。
上が設定アプリ、下がスタートメニューでの検索ボックスです。


タスクマネージャーで電力消費が確認できるようになった
タスクマネージャーのプロセス画面の項目に、「電力消費」と「電源の使用率」が新たに追加され、それぞれのプロセスの電力消費量を確認することができるようになりました。

「Sets」が削除された
アプリケーションを同一のウインドウにまとめて表示させることのできる新機能「Sets」が今回のアップデートで削除されました。
Windows公式ブログでは、「Sets」が削除されたのはこの機能が廃止されたからではなく、寄せられたフィードバックをもとに改良するためであり、今後のアップデートで復活する予定であると書かれています。
「Sets」については、こちらの記事で紹介しています。
Snipping Toolが削除されることになった
Windowsに標準搭載されている画面キャプチャーソフトである「Snipping Tool」が今後のアップデートで削除されることになりました。
Snipping Toolを開くと、下のほうに今後削除される予定であることと、「画面スケッチ」というアプリが代替となることが書かれています。
