Windows 10 バージョン2004向けの2020年8月分の累積更新プログラム(品質更新プログラム)が提供され、インストールできるようになっていたので、適用させてみました。
2020年8月の累積更新プログラム(KB4566782)について
今回の更新プログラムの名称は、「2020-08 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 2004 の累積更新プログラム (KB4566782)」でした。
Microsoft Windowsのサポートサイトによると、今回の更新プログラムの主な内容は次のようになっていました。
セキュリティの向上が主な内容でした。
- マウス、キーボードなどの入力デバイス利用時のセキュリティ向上
- Windowsの基本的な動作の際のセキュリティ向上
- ファイル管理、保管に関するアップデート
- Internet ExplorerやMicrosoft Edge Legacy(旧バージョンのEdge)利用時のセキュリティ向上
- Microsoft Office製品利用時のセキュリティ向上
- ユーザー名、パスワードの検証に関するアップデート
- エンタープライズ認証の機能が搭載されておらず、シングルサインオンを許可しているUWP(Universal Windows Platform)アプリでの不具合(CVE-2020-1509)の修正
- Windowsスクリプトエンジン、Internet Explorer、Windowsカーネルなどのセキュリティ更新
更新プログラムを適用してみた
インストールが完了していたので、更新プログラムを適用させてみました。
Windows Updateからの通知
ダウンロードやインストールの処理はバックグラウンドで自動的に行われており、Windows Updateの再起動通知が届いたことで更新プログラムに気がつきました。
再起動、更新プログラムの構成
Windows Updateからの通知で「今すぐ再起動」ボタンをクリックすると、再起動と更新プログラムの構成が行われました。
更新の履歴、バージョン情報の確認
再起動の後に、Windows Updateでの更新の履歴やバージョン情報を確認してみました。
今回の更新プログラムは正常にインストールされており、更新の履歴では「品質更新プログラム」として履歴が残っていました。
また、「.NET Frameworkの累積更新プログラム」も自動的にインストールされていたことが分かりました。
次に、Windowsのバージョン情報を確認してみました。
ビルド番号(OSビルド)は「19041.450」になっていました。(更新プログラムの適用前のビルド番号は「19041.423」でした。)
今回適用したのは品質更新プログラムであるため、Windowsのバージョンに関しては「2004」から変化していませんでした。