Windows 10のInsider Preview向けのビルド17666.1000がリリースされていたので、インストールしてみました。
この記事では、新機能や使ってみて気づいたことについて紹介しています。
バージョン情報
Winverでのバージョン情報画面です。
OSビルドが「17655.1000」から「17666.1000」に、有効期限が「2018/07/03 2:38」から「2018/12/15 2:29」になりました。
また、バージョンは1803のままでした。

設定アプリでのバージョン情報表示です。システムの項目に「クリップボード」が追加されています。

今回のビルドでの新機能や変更点
クリップボード
クリップボードに、複数の項目を保存することができるようになりました。
システム設定に新たに追加された「クリップボード」という項目から設定を行います。
「複数の項目を保存」をオンにすると、この機能が使えるようになります。
また、「デバイス間で同期する」をオンにすると、同じMicrosoftアカウントでサインインしているパソコンで、クリップボードにコピーした内容を共有することができるようになります。

設定を有効化した後にWindowsキーとVを同時に押すと、クリップボードウインドウが表示されます。
このように、これまでコピーした項目から選ぶことができます。

検索
タスクバーの検索ボックスからの検索が進化しました。
このように、検索結果画面の右側に「開く」、「管理者として実行」などのメニューが表示されるようになっています。
検索結果がファイルの場合は、最終更新日や保存場所などの情報も表示されます。

Sets利用時のタイトルバー
WIndows 10の新機能であるSetsを有効にしているときに、タイトルバーが透過されるようになっていました。

ダークモード利用時のエクスプローラー
個人用設定の「既定のアプリモード」を黒に設定しているときに、UWPアプリではないエクスプローラーも黒くなっていました。

また、ダークモードを利用していないときも、エクスプローラーのリボンメニューの色が、個人用設定で設定したものになっていました。

タスクビュー
タスクビューの背景全体にぼかし効果が追加されていました。

ちなみにこれまでのバージョンでは、上の仮想デスクトップのサムネイルが表示されている部分のみにぼかし効果がありました。

これで主な新機能の紹介は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
詳しい新機能については、Windows 10の公式ブログ(英語)で紹介されております。
2018年5月19日追記
Windows 10 Insider Previewの次のビルドである「17672.1000」が公開されたので、アップデートしてみました。