2018年9月24日に、Microsoft Officeの次期バージョンである「Office 2019」がリリースされました。
現在は利用することのできるユーザーが限定されていますが、数週間ですべてのユーザーが利用可能になるようです。
Microsoft Dev Centerからのメール
2018年9月25日にMicrosoft Dev Centerから、Office 2019がリリースされたとのメールが届きました。
このメールには、Office 2019をWindowsやMacにインストールする方法や、以前からリリースされていたOffice 2019のプレビュー版から正式版にアップデートする方法について書かれていました。
Office 365ユーザーはOffice 2019が不要
「Office 365」のユーザーは、今回リリースされた「Office 2019」に追加されているすべての新機能をすでに利用することができるため、「Office 2019」をインストールする必要はありません。
また、Office 2019は、Office 365のすべての新機能が追加されているわけではありません。
Office 2019 is separate from Office that’s available through Office 365 plans. For example, if you’ve deployed Office 365 ProPlus to the users in your organization, you don’t need Office 2019. You already have all the features, and many more, that are included in Office 2019.
– Overview of Office 2019 (for IT Pros)
Windows 10以降のみ対応
Office 2019はOffice 2016とは異なり、対応しているOSはWindows 10またはWindows Server 2019のみとなっています。
そのため、Windows 7やWindows 8.1ではOffice 2019を利用することができません。
Office 2019のシステム要件は、Microsoft Officeの公式サイトに記載されています。
新機能追加のアップデートは行われない
Office 2019では、バグ修正やセキュリティ関係のアップデートは行われますが、Office 365とは異なり、新機能追加のためのアップデートは行われません。
今後Microsoft Officeに追加される新機能を利用したい場合は、Office 365を利用することが推奨されていました。
Office 2019 won’t receive additional new features now that it has been released.
– Overview of Office 2019 (for IT Pros)
見た目はOffice 2016とほとんど同じ
Office 2019リリースのお知らせを見てみましたが、Office 2016と比較して、UIデザインはほとんど変わっていませんでした。