Windows版の「Microsoft Office 365 ProPlus」をバージョン1809(ビルド番号10827.20150)にアップデートしたところ、リボンメニューなどのUIデザインが大幅に変わったので、以前のデザインと比較してみました。
新デザインは「Microsoft Office 365 ProPlus」に含まれている全てのアプリケーション「Word」、「Excel」、「PowerPoint」、「OneNote 2016」、「Access」、「Publisher」、「Outlook」で適用されていました。
また、アップデートが完了したあとに初めて起動した際は、デザインが以前のままで変化していませんでしたが、2回目以降に起動したところデザインが新しいものに切り替わりました。
Microsoftの公式サイトによると、今回のOfficeの新デザインは「Fluent Design System」と呼ばれています。このデザインがOfficeに採用されることが「Microsoft Build Live 2018」にて発表されていました。
Microsoft Officeの旧デザイン
こちらがMicrosoft Officeの以前のデザインです。
Microsoft Officeの新デザイン(Fluent Design System)
新デザインは、「Fluent Design System」と呼ばれています。
リボンメニューのテーマカラー
新デザインでは、タイトルバーとリボンメニューの表示が明確に区別されているのが印象的でした。
これまでのデザインとは異なり、リボンメニューのメインカラーは全アプリで共通になりました。
アプリごとのテーマカラーは、タイトルバーの部分のみになりました。
また、リボンメニューの項目の部分にマウスカーソルを合わせると、文字が拡大表示されるようになっています。
アイコンも新しくなった
リボンメニューやタイトルバーの部分に表示されるアイコンも、新しくなりました。
また、「共有」や「コメント」ボタンがより目立つようになっています。
使い勝手はあまり変わらない
リボンメニューのデザインは今回のアップデートで新しくなり、大幅に変わりましたがそれぞれのボタンの配置はほとんど変わっていないため、使い勝手は以前とあまり変わりませんでした。
そのため、使っていて戸惑うことはありませんでした。
トップ画面のデザインは以前と同じ
以前紹介したOfficeのInsider Preview(ベータ版)では、トップ画面のデザインが新しくなっていました。
しかし、この記事で紹介している通常版のOfficeでは、リボンメニューのデザインは新しくなりましたが、トップ画面のデザインは変わりませんでした。
すべてのOfficeアプリケーションの新デザイン
「Microsoft Office 365 ProPlus」に含まれているすべてのアプリケーションでの新デザインを紹介します。
Microsoft Wordの新デザイン
こちらが、Wordの新デザインです。
リボンメニューの「レイアウト」タブにある「原稿用紙設定」のアイコンは、これまでと同じデザインのままでした。
ほかのアイコンとのデザインの違いが際立っていたので、原稿用紙設定のアイコンはとても目立ちました。
Microsoft Excelの新デザイン
Excelの新デザインです。
Microsoft PowerPointの新デザイン
PowerPointの新デザインです。
Microsoft OneNote 2016の新デザイン
OneNote 2016(UWPではないデスクトップアプリ)の新デザインです。
Microsoft Accessの新デザイン
Accessでは、リボンメニューは新デザインになっていましたが、アイコンは以前と同じデザインのままでした。
Microsoft Publisherの新デザイン
Publisherも、Accessと同様にリボンメニューのデザインは新しくなりましたが、アイコンは以前と同じデザインでした。
Microsoft Outlookの新デザイン
最後に、Outlookの新デザインの紹介です。
Outlookでは、リボンメニュー、アイコンともに新デザインになっています。