この記事では、Amazon Kindleの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite 2018年モデル(第10世代)」を使い始める前に必要となる初期設定の手順について紹介します。
日本語フォントのアップデートの流れについても合わせて紹介しています。
Kindle Paperwhiteの電源を入れる
はじめに、Kindle Paperwhiteの電源ボタンを押して、電源をオンにします。

Kindle Paperwhiteの電源ボタンは、「Kindle」ロゴとUSBポートの近くにあります。

ディスプレイに「Kindle」のロゴが表示され、フロントライトが点灯するので、起動が完了するまで待ちます。

言語を選択する
Kindle Paperwhiteの起動が完了すると、利用可能になっている言語の一覧が表示されるので、設定したい言語をタップして選択します。
今回は、「日本語」を選択しました。

言語が選択されるとディスプレイの下の方に「次へ」と表示されるので、タップします。

デバイスのセットアップが行われる
Kindleデバイスのセットアップ処理が行われ、「デバイスをセットアップ中…」と表示されます。
その際にKindle Paperwhiteの特徴も合わせて表示されます。

処理が進むと、プログレスバーも進んでいくので、処理が完了するまで待ちます。

Wi-Fiネットワークに接続する
セットアップ処理が完了すると、「Kindleで本を購入するには、Wi-Fiネットワークに接続して端末を登録する必要があります。」と表示されます。
SSIDを選択する
「Wi-Fiに接続」をタップして次に進みます。

利用可能になっているWi-FiネットワークのSSID(ネットワーク名)の一覧が表示されるので、接続するものをタップして選択します。

選択したWi-Fiアクセスポイントのパスワードを入力します。
入力すると「接続」のグレーアウトが解除されるので、タップします。
「パスワードを非表示」にチェックを入れると、入力したパスワードが伏せ字になります。
「パスワードをAmazonに保存。詳細はこちら」にチェックを入れると、Wi-FiアクセスポイントのパスワードがAmazonに保存され、対応している端末を利用する際にパスワードを入力する必要がなくなります。
Wi-Fiパスワードの保存機能に関しては、Amazonのヘルプページにて詳しく解説されています。

ネットワーク情報を手動で入力する(SSIDが見つからない場合)
SSIDが見つからない場合や、Wi-FiルーターでSSIDステルス機能を有効にしている場合は、Wi-Fiネットワークの情報を手動で入力する必要があります。
Wi-Fiネットワークの一覧画面で「その他…」をタップします。

「Wi-Fiネットワーク情報を入力」画面が表示されるので、「ネットワーク名」にSSIDを、「パスワード」にアクセスポイントのパスワードを入力し、「接続」をタップします。

Amazonに接続される
Wi-Fi設定を行うと、ステータスバーに「接続中」と表示されます。

少し待つと、表示が「接続」に変わります。

さらに待つと、表示が「接続済み」に変わり、ステータスバーにアンテナピクトが表示されます。
同時に、Amazonへの接続処理が行われます。

Amazonアカウントにログインする(ギフトとして購入した場合のみ必要)
Kindle Paperwhiteをギフトとして購入(アカウントと接続されない)した場合や、中古品を購入した場合は、Amazonのアカウントにログインする必要があります。
「Kindleの登録」画面が表示されたら、「既存のAmazonアカウントに接続」をタップします。

「Eメールアドレスまたは電話番号」にAmazonアカウントに登録したメールアドレスや電話番号を、「パスワード」にアカウントのパスワードを入力し、「登録」をタップします。

Amazonアカウントを選択する
「こんにちは、〇〇(Amazonアカウントに登録されている名前)さん」と表示されます。
登録されているAmazonアカウントでKindleを利用したい場合は、「設定を続ける」をタップします。
別のAmazonアカウントを利用したい場合は、「別のアカウントを使用」をタップして、アカウントの情報を入力します。
Kindleに自動的に設定された時刻が間違っている場合は、「ここをタップして変更。」の「ここ」の部分をタップして、時刻を手動で設定します。

スマホにKindleアプリへのリンクを送信する(任意)
「スマホにもKindle」と表示されます。
ここに電話番号を入力して「リンクのテキスト送信を希望」をタップすると、Kindleのスマホアプリをダウンロードするためのリンクが送信されます。
必要ない場合は、「後で」をタップします。

操作方法のチュートリアルを確認する
これで基本的な初期設定は完了です。
ホーム画面の前にチュートリアルが表示されるので、確認します。
Kindle Paperwhiteの基本操作の方法
ツールバーでの操作方法が表示されるので、右矢印(>)をタップします。

Kindle Paperwhiteのクイック操作の方法
フロントライトの明るさ調整や機内モードのオン・オフの切り替えなどを行うことのできる「クイック操作」の方法が表示されます。
先ほどと同様に右矢印をタップして次に進みます。

ホーム画面の操作方法
最後に、ホーム画面でおすすめの本やヒントなどを確認する方法が表示されます。
チュートリアルを確認したら、「完了」をタップします。

好きな本のジャンルを選択する(任意)
「こんにちは、〇〇(Amazonアカウントに登録した名字)さん」と表示されます。
自分の好きなジャンルのおすすめ本を紹介してもらいたい場合は「開始する」を、必要ない場合は「必要ありません」をタップします。

ホーム画面の更新が行われる
ホーム画面が表示されます。
「ホーム画面を更新しています。数秒お待ち下さい。」と表示されるので、完了するまで待ちます。

初期設定が完了した
初期設定が完了し、Kindleのホーム画面が表示されました。

本の操作に関するチュートリアルを確認する
ライブラリに追加されている本を初めて開いたときは、操作方法に関するチュートリアルが表示されるので、確認します。
Kindleで本を購入していない場合でも、Kindle Paperwhiteの詳しい操作方法などが書かれている「Kindle Paperwhite ユーザーガイド」がライブラリに追加されます。
本のページめくりの操作方法
ページめくりの方法が表示されるので、右矢印をタップします。

読書中にツールバーを開く方法
読書の途中でツールバーを開く方法が表示されるので、「完了」をタップします。

チュートリアルが完了し、本が表示されました。

日本語のフォントをアップデートする(推奨)
Kindle Paperwhiteを少し利用していると、「日本語のフォントにアップデートがあります。このアップデートを完了するために今すぐ再起動しますか?」と再起動が必要な旨が表示されます。
日本語フォントをアップデートしたい場合は「今すぐ」を、アップデートしたくない場合は「後で」をタップします。
アップデートには数分かかります。

フォントアップデートがインストールされる
画面が切り替わり、「フォントアップデートのインストールが完了するまでお待ちください。2、3分かかる場合があります。」と表示されるので、処理が完了するまで待ちます。

Kindle Paperwhiteが再起動される
アップデート処理が完了するとKindle Paperwhiteが再起動され、「Kindleを起動しています。しばらくお待ちください。」と表示されます。

起動が完了すると、ホーム画面が表示されます。
これで、Kindle Paperwhiteの初期設定に関するすべての手順が完了しました。

まとめ
この記事では、Kindle Paperwhiteの2018年モデル(第10世代)の初期設定や日本語フォントのアップデートを行い、使い始めるまでの手順について紹介しました。
私自身はKindle Paperwhiteシリーズ自体を利用するのがはじめてでしたが、初期設定の際の設定画面がわかりやすかったので、スマホの初期設定のような感覚で、スムーズに行うことができました。
また、本を初めて開いたときなどに操作方法のチュートリアルが表示されるので、マニュアルを見なくても十分に使いこなすことができそうだと感じました。