Google フォトの新機能、「Google レンズ」がすべてのAndroidスマートフォンで使えるようになっていたので、ためしてみました。
「Google レンズ」とは
「Google レンズ」は、Googleの画像管理サービスである「Googleフォト」で利用できるGoogle画像検索のような新機能です。
画像の被写体を自動的に認識して、Googleでの検索結果を利用した情報を表示することができます。
また、この機能を利用すると、画像にある文字を認識することもできます。
「Googleレンズ」をためしてみる
「Googleレンズ」を使うための準備
「Googleレンズ」を利用するには、Googleフォトアプリを最新バージョンにアップデートしておきます。
つぎに、Googleフォトアプリを開き、画像の詳細画面を表示します。そして、下のほうにある「Googleレンズ」マークのボタンをタップします。
そして、下のほうにある「Googleレンズ」マークのボタンをタップします。
現時点で「Googleレンズ」を使うには、スマートフォンの言語を英語に設定する必要があります。

画像の被写体認識
チュートリアル画面が表示されるので、「GET STARTED」ボタンをタップします。
このチュートリアル画面は、初回のみ表示されます。

このように、画像の上に白い点のようなものが表示され、検索がはじまります。

少し待つと、このように検索結果が表示されます。被写体認識の精度は、かなり高くなっていました。
認識は数秒で完了しました。

画像のテキスト認識
つぎは、テキストの認識をためしてみます。
パソコンの画面を直接撮影したものや、手書きのメモの画像でも精度は少し下がりますが、テキストの認識をすることはできました。

処理が完了し、結果が表示されました。
このように、テキストがほぼ正確に認識されていることがわかります。

ハイライトされているテキストをタップすると、その部分だけ表示することもできます。

認識されたテキストはこのように、クリップボードにコピーしたり、Web検索をしたりするなど、普通のテキストとして利用できます。

まとめ
Googleフォトでは以前から被写体認識機能があり、「食べ物」、「超高層建築物」など被写体の大まかな種類が認識されていました。
一方、今回紹介した「Googleレンズ」ではこの機能がさらに進化しており、被写体の種類だけでなく、写っている建物や料理の名前まで正確に認識することができました。
さらに、手書きの文字も認識することができるので、メモや名刺の電子化が簡単にできそうです。