Googleによって提供されているドメイン取得サービスである「Google Domains」で、DNSレコードの設定を変更するために管理画面にアクセスしたところ、管理画面が新しくなっており、デザインが大幅に変更されていることに気が付きました。
この記事では、Google Domainsの新しくなった管理画面を使ってみて気付いたことについて紹介しています。
Google Domainsでドメインを新規登録する際の画面は、以前に登録した時(2018年7月)にも新しくなっていましたが、2018年12月には管理画面も新しくなりました。
Google Domainsの管理画面のデザインが新しくなった
新しくなった管理画面
こちらのスクリーンショットが新しくなったGoogle Domainsの管理画面のものです。
テーマカラーが濃い青色(カラーコード:#3F51B5)のマテリアルデザインになっており、各項目がカード状に表示されていました。

従来の管理画面
一方で、こちらが従来(これまで)の管理画面です。
1つのアカウントで複数のドメインを取得している場合は、ドメインごとに、DNSレコードや契約自動更新などの設定のためのアイコンが表示されていました。

Google Domainsの新管理画面で変わったところ
新しくなった管理画面を少し使ってみて、気付いたことについて紹介します。
ドメインの一覧画面で有効期限を確認可能になった
Google Domainsで管理しているドメインの一覧画面から直接、それぞれのドメインの有効期限を確認することができるようになっていました。
メニューを開閉できるようになった
メニューを開閉することができるようになりました。
「Google Domains」ロゴの左側に表示されている3本の線をクリックすることで、メニューを開いたり、閉じたりすることができるようになっています。
メニューを閉じると、 「Google Domains」ロゴの右側に現在のページ名(ここでは「マイドメイン」)が表示されます。

ドメインの概要画面がわかりやすくなった
ドメインの概要画面で、プライバシー保護(Whois情報公開代行)設定の有無や、更新日などの情報をすぐに確認することができるようになりました。
また、「次のステップ」としてドメインに関するヒントが表示されるので、ドメイン登録が初めての場合でも、スムーズに利用できそうです。
「サービス」と「プライバシー保護」の項目の右上にあるクエスチョンマークをクリックすると、それぞれの項目についての説明が表示されます。

ベータ版表示がなくなった
Google Domainsの以前の管理画面ではこのように、ロゴの近くに「ベータ版」と表示されていました。
しかし、新しくなった管理画面では、「ベータ版」表示が消えていました。
管理画面のデザイン変更と同時に、Google Domainsがベータ版から正式版に移行したのではないかと思いましたが、2018年12月22日に公式サイトにアクセスしたときは、「BETA」表示がありました。

スマホ用表示に対応した(モバイルフレンドリーになった)
Google Domainsの以前の管理画面は、スマホからアクセスした際に表示が小さくなっていたため、見づらくなっていました。
その一方で、新しくなった管理画面は画面の幅に応じてサイトの表示が切り替わる「レスポンシブデザイン」に対応したため、スマホからでも見やすくなりました。

設定項目などは以前と同じだった
DNSレコードやプライバシー保護(Whois情報公開代行)などの設定項目については、新しくなった管理画面でも以前と同じであったため、使い勝手は大きく変わっていませんでした。
そのため、戸惑わずに使うことができました。