2018年9月5日にWindows版Google Chromeの新バージョンである「Chrome 69」へのアップデートが利用可能になっていたので、Chrome 68からアップデートしてみました。
この記事では、Chrome 69で新しくなったUIデザインと、Chrome 69にアップデートする方法について紹介しています。
Chrome 69では、UIデザインが新しくなっているのが特徴的です。
アップデートのインストール後は、バージョンが「68.0.3440.106」から「69.0.3497.81」になりました。

Google Chrome Canaryなどのベータ版では、すでに新UIデザインを利用することができましたが、Chrome 69がリリースされたことで、安定版のChromeも新UIデザインになりました。
Google Chrome Canaryで新UIデザインを試したときの記事です。
Google Chrome 68との比較
Chrome 69での新UIデザインを前のバージョンであるChrome 68と比較し、主な変更点について紹介しています。
Chrome 69ではアドレスバーやタブが丸っこく、白基調なデザインになっています。
タブのデザインが変化
Chrome 69では、タブの形が大きく変化しているのが印象的です。
これまでは角張ったデザインでしたが、丸っこくなっています。また、「新しいタブ」ボタンが平行四辺形からプラスマークに変更されています。
さらに、Chrome 69では非アクティブになっているタブの色が、Windowsの個人用設定で設定しているウインドウの色と同じになっています。
上がChrome 69、下がChrome 68のスクリーンショットです。


HTTPS対応サイトでの「保護された通信」が非表示になった
HTTPSに対応しているサイトにアクセスしたとき、これまでのバージョンではアドレスバーの左側に「保護された通信」と表示されていましたが、Chrome 69では非表示になりました。
また、Chrome 69でのアドレスバーに表示されるURLの「https://」の部分が省略され、鍵マークが緑から灰色に変化しています。
上がChrome 69、下がChrome 68のスクリーンショットです。


表示がユーザー名からアイコンに変化
Chrome 68では、ログインしているユーザーの名前がウインドウの上部に表示されていましたが、Chrome 69ではアイコンに変わり、メニューボタンの左隣に移動しました。
Google Chromeをアップデートする方法
最新のGoogle Chrome 69にアップデートする方法です。
Chromeのメニューを開く
右上のメニューボタンをクリックしてメニューを開き、「ヘルプ」という項目をクリックするか、マウスカーソルを合わせます。

Chromeのアップデート画面を開く
メニューが展開されるので、「Google Chromeについて」と書かれている項目をクリックします。

Google Chromeの設定が開き、更新の確認とインストールが行われます。

Chromeを再起動する
しばらく待つと、「Google Chromeを再起動して更新を完了してください。」と表示されます。
ここで右側の「再起動」ボタンをクリックすると、Chromeが再起動され、新バージョンに切り替わります。
アップデートでの再起動の際、シークレットモードやゲストモードで開いているタブは保持されないので注意が必要です。
