この記事では、Androidスマートフォンで「開発者向けオプション」(開発者モード)を有効にして表示させる方法(開発者向けオプションの出し方)について紹介しています。
Androidの隠し設定である「開発者向けオプション」を有効にすることで、USBデバッグの有効化やデフォルトのWeb Viewアプリの変更などの隠された設定を変更することができます。
Android 8.0以降のバージョンを搭載しているスマートフォンでは、それ以前のバージョンのものと手順が少し変更されているので、この記事では2種類の方法を掲載しています。
最初の説明ではAndroid 8.0以降のバージョンを、つぎの説明ではAndroid 7.1以前のバージョンを対象にしております。
Android 8.0以降で開発者向けオプションを有効にする方法
Android 8.0以降のバージョンが搭載されているスマートフォンで、開発者向けオプションを有効にする方法です。
この記事の説明では、Android 8.0のXperia XZを使用しています。
端末情報を表示させる
はじめに設定アプリを開き、一番下の項目の「システム」をタップします。

システム設定が表示されたら、つぎに「端末情報」という項目をタップします。

開発者向けオプションを有効にする
端末情報が表示されたら、下までスクロールして、「ビルド番号」を7回連続でタップします。
3回タップしたところで「開発者になるまであと4ステップです。」と表示され、これ以降はタップするごとに数字が減っていきます。
画面ロックを有効にしている場合は、「ビルド番号」を7回タップした後に、PINやパターンなどを入力する必要があります。

「これで開発者になりました!」と表示されれば、設定はこれで完了です。
つぎに、開発者向けオプションを表示させてみます。

開発者向けオプションを表示させてみる
システム設定を開くと、先ほどはなかった「開発者向けオプション」という項目が追加されているのがわかります。

Android 9 Pieの場合
Android 9 Pieのシステム設定の場合は、「開発者向けオプション」という項目が「詳細設定」にまとめられているため、隠れています。
「詳細設定」をタップすると展開され、「開発者向けオプション」が表示されるようになっています。

開発者向けオプションが表示された
「開発者向けオプション」をタップすると、開発者向けオプションが表示されました。

つぎに、Android 7.1以前のバージョンで開発者向けオプションを有効にする方法について紹介します。
Android 7.1以前で開発者向けオプションを有効にする方法
Android7.1以前のバージョンが搭載されているスマートフォンで、開発者向けオプションを有効にする方法です。
この記事の説明では、Android 6.0を搭載しているHuawei P8liteを使用しています。
端末情報を表示する
はじめに設定アプリを開き、一番下にある「端末情報」をタップします。

開発者向けオプションを有効にする
端末情報が表示されたら、つぎに「ビルド番号」を連続でタップします。
3回タップしたところで「開発者モードにするには、あと4ステップです」と表示され、これ以降はタップするごとに数字が減っていきます。

「これで開発者になりました!」と表示され、開発者向けオプションが有効になりました。つぎに、開発者向けオプションの開き方について紹介します。

戻るボタンをタップして設定のトップに戻ります。「開発者向けオプション」という項目が追加されているので、それをタップします。

開発者向けオプションが開きました。これで、設定は完了です。
