日本国内のキャリアから発売されているAndroidスマートフォンには、とても多くのアプリがプリインストールされている傾向があり、それらの大半はアンインストールすることができない状態になっています。
この記事では、Androidスマートフォンでアンインストールすることのできないアプリを無効化する方法を紹介しています。
アプリを無効化する方法
アンインストールすることのできないアプリを無効化する方法です。
アプリの一覧を表示する
はじめに、無効化したいアプリを探すために、インストールされているアプリの一覧を表示させます。設定アプリを開き、「アプリと通知」をタップします。
Android 7.1以前のバージョンでは「アプリ」となっています。

「アプリと通知」画面が表示されたら、「アプリ情報」をタップします。
以前のバージョンのAndroidでは、この手順は必要ありません。そのまま次のステップに進んでください。

インストールされているアプリの一覧が表示されます。しかし、このままだと多くのシステムアプリが表示されていない状態になっています。
すべてのアプリを表示させるためには右上のメニューを開きます。

メニューが表示されたら、「システムを表示」をタップします。

これで、すべてのアプリが表示されるようになりました。
アプリを無効化する
先ほど、インストールされているすべてのアプリが表示されるようにしたので、その中から無効化したいアプリをさがします。無効化したいアプリがあれば、その項目(アプリ名)をタップします。
無効化できるアプリの場合
そのアプリの情報が表示されるので、「無効にする」ボタンをタップします。

確認画面が表示されたら、「アプリを無効にする」をタップします。

これでアプリが無効化されました。「有効にする」ボタンをタップすることで、アプリをふたたび有効化することもできます。

アップデートがインストールされている場合
無効化したいアプリにアップデートがインストールされている場合は、右上にメニューボタンが表示されます。
そのようなアプリを無効化する際は、アップデートをアンインストールする必要があります。
はじめに、「無効にする」ボタンをタップします。

確認画面が表示されるので、「アプリを無効にする」をタップします。

アプリのアップデートのアンインストール確認画面が表示されるので、「OK」をタップします。

アプリのアップデートがアンインストールされ、無効化が完了しました。

無効化ボタンを押すことができない場合
一部のシステムアプリは、アプリ情報画面の「無効にする」ボタンがグレーアウトしていて無効化することができません。
設定から無効化することのできないアプリを無効化する方法については、こちらの記事で紹介しています。
無効化したアプリを確認する
無効化したアプリを有効化したくなったときなどに、インストールされているアプリの一覧画面から探すのは手間がかかりますが、Androidでは無効化されているアプリの一覧を確認することもできます。
確認方法については、こちらの記事で紹介しています。

まとめ
スマートフォンにプリインストールされているアプリを無効化することで、メモリーやバッテリーの消費を減らすことが期待できます。
また、ホーム画面のアプリ一覧からも消えるので、邪魔でなくなります。そのため、キャリアのスマートフォンを格安SIMで運用している場合は、特に重宝します。
さらに、この方法で無効化したアプリはすぐに有効に戻すこともできるので、万が一必要なアプリを誤って無効化してしまっても問題なく、安心です。