この記事では、DELLのノートパソコンでバッテリーの過充電を防止して、寿命を延ばす方法について紹介しています。
DELLのノートパソコンの多くには、指定した残量に達した時点で充電を停止する機能が搭載されているので、充電に伴うバッテリーの劣化を遅らせることが可能です。
この記事で紹介している方法では、Windows 10が搭載されている機種にプリインストールされている「Dell Power Manager」と呼ばれるソフトウェアを利用します。
充電によるバッテリーの劣化について
ノートパソコンに搭載されているバッテリーは、充電量を制限することで劣化を軽減して寿命を延ばすことが可能です。
こちらのサイトで、バッテリーの充電量を8割に制限することで、寿命を1.5倍に延ばすことができると紹介されていました。
過充電を防止してバッテリーの寿命を延ばす方法
DELLのノートパソコンで充電量の上限を下げることによってバッテリーの劣化を遅らせる方法です。
「Dell Power Manager」を起動する
はじめにスタートメニューなどから、「Dell Power Manager」を起動します。(コンセントのような青色のアイコンです。)
Windows 10が搭載されているDELLのノートパソコンで、「Dell Power Manager」がインストールされていない場合は、DELL公式の製品サポートサイトからダウンロードしてインストールすると利用できるようになります。
充電の最大値を設定する
「Dell Power Manager」が起動したら、つぎにバッテリ情報タブの「バッテリ1」の近くにある設定ボタンをクリックします。

バッテリ設定のウインドウが開いたら、左側の一番下にある「カスタム」という項目のラジオボタンをクリックします。
表示されているバーをドラッグすることで、充電開始と充電停止をする電池残量を選択することができます。設定完了後に「保存」ボタンをクリックすると設定が適用されます。
例えば、充電開始を70%、充電停止を80%に設定しておくと、充電中に電池残量が80%になった時点で自動的に充電が停止します。
そして、電池残量がすでに70%以上であった場合は、充電器につないでもバッテリーは充電されません。
