Android 9のベータ版がリリースされたので、Android Studioのエミュレーターを作成して試してみました。この記事では、5月にリリースされたAndroid Pのプレビュー版と比較しながらAndroid 9について紹介しています。
この記事では、5月にリリースされたプレビュー版を「Android P」、6月リリースされたベータ版を「Android 9」と表記しています。(AndroidバージョンがPから9になったため)
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APIレベルが29に
このように、APIレベルが以前の「P」から「28」に変更されていました。
以前のバージョンとの比較
端末情報
Androidバージョンが「P」から「9」に変更されました。また、Androidセキュリティパッチレベルが「2018年5月5日」から「2018年6月5日」になっています。さらに、ビルド番号の「PPP」の後の数字が2から3になっています。
ホーム画面
Android 9のホーム画面は、Android Pのプレビュー版とほとんど変わっていませんでした。しかし、よく見てみると、Google検索ボックスの上(Playストアのアイコンの下)にあった細長い線のようなものが無くなっています。
また、ナビゲーションバーのジェスチャー機能が、デフォルトで有効になっていました。
ジェスチャー機能についての記事です。
アプリ履歴画面
Android Pとの比較
アプリ履歴画面では、細かい見た目が変わっていました。Android 9では、サムネイルの上に表示されている、アプリのアイコンの周りにあった白い枠が無くなっていました。また、検索ボックスとドックアイコンが表示されている領域に、白っぽいエフェクトが追加されています。
アプリのサムネイルが正常に表示されない不具合は修正されていませんでしたが、色が黒から白になっていました。
追加された要素
Android 9では、アプリ履歴画面で左端までスワイプしたときに、「すべてクリア」ボタンが追加されていました。
アプリが起動されていない場合は、アイコンとともに「最近のアイテムはありません」と表示されます。
通知パネル
通知パネルでは、日付が表示される位置が変更されていました。
クイック設定パネル
Android Pでは、クイック設定パネルに日付が表示されていましたが、Android 9では表示されなくなっています。また、Android 9ではクイック設定パネルを開いてから数秒後に「アイコンを押し続けると、その他の項目が表示されます」というヒントが表示されるようになっています。