この記事では、Android版のWordアプリ・Officeアプリで、スマートフォン向けの表示である「モバイルビュー」を使用する方法について紹介します。
Android版のWordアプリとOfficeアプリではインターフェースが少し異なるため、この記事では両方について紹介しています。
Officeアプリのモバイルビューについて
モバイルビューとは、スマートフォン版のWordアプリ・Officeアプリで、Word文書を見やすく表示するための機能です。
通常は文書が印刷レイアウトで表示されるので、スマートフォンでは文字が小さくて見にくくなるなどの問題がありますが、モバイルビューを使用すると表示がスマートフォンに最適化されます。
例えば、モバイルビューを使用すると、実際の改行に関係なくスマートフォンの画面幅に合わせて文章が改行表示されます。
スマートフォン向けウェブサイトと似ているレイアウトになります。また、モバイルビューはWord文書の編集中でも切り替えることができます。
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モバイルビューのメリット
文書を編集する際に拡大をする必要がなくなり、作業効率が良くなるなどのメリットがあります。
モバイルビューのデメリット
モバイルビューにはメリットがある一方で、ページの区切りが分かりにくくなるというデメリットがあります。
印刷された際のレイアウトと大きく異なる表示になるため、文書の完成イメージが分かりにくくなることがあります。
モバイルビューの有効・無効はすぐに切り替えることができるので、このデメリットはあまり問題にならないと考えられます。
Android版Wordアプリでモバイルビューを使う手順
Wordアプリでドキュメントを開きます。
文書が表示されたら、検索アイコンと共有アイコンの間にある、モバイルビューアイコンをタップします。

モバイルビューのアイコン部分が白くなり、表示がモバイルビューに切り替わりました。
モバイルビューに切り替えると、画面下に「モバイルビュー」という通知が表示されます。この状態でもう一度モバイルビューアイコンをタップすると、モバイルビューがオフになります。

Android版Officeアプリでモバイルビューを使う手順
OfficeアプリでWord文書を開きます。
文書が開いたら、右下の共有ボタンの左側にあるモバイルビューボタンをタップします。

ボタンの色が白になり、モバイルビューに切り替わりました。
モバイルビューボタンをもう一度タップすると、モバイルビューがオフになり、元の表示に戻ります。
