パソコンでAndroid Pをためしてみる方法

Androidの使い方
スポンサーリンク

この記事では、先日Googleが発表した新バージョンのAndroid、「Android P」をエミュレーターでためす方法を紹介しています。

Pixelシリーズのスマートフォンを持っていなくても、Android Studioのエミュレーターを利用すれば、Android Pをパソコンですぐにためすことができます。

Android Pのエミュレーター

Android Pの詳しいレビューや新機能の紹介などについては、こちらの記事にて紹介しています。

エミュレーターを作成する

Android Pのエミュレーターを作成していきます。

Android Pのエミュレーターを作成する際、Android Studio Canaryを利用します。インストール方法については、「Android Studio Canaryをインストールする方法」で紹介しております。

Android StudioでもAndroid Pのエミュレーターは作成できますが、新しいバージョンであるAndroid Studio Canaryの利用が推奨されています。

Android Studioプロジェクトの作成

最初にAndroid Studioを開きます。

「Welcome to Android Studio」ウインドウが開いたら、一番上の「Start a new Android Studio project」をクリックします。

すでにプロジェクトを作成している場合は、この手順を飛ばして次に進みます。

Android Studioのトップ画面

プロジェクトの作成画面が表示されます。

つぎに、プロジェクト名やプロジェクトの作成場所を指定します。設定が完了したら、Nextボタンをクリックして次に進みます。

この設定は変更しなくても問題ありません。

Android Studioのプロジェクトを作成する

つぎに、ターゲットにするAndroidのバージョンを選択します。

Android Pのエミュレーターを作成するので、今回は最初から選択されている「API P: Android 8.+ (P preview)」のままにしておきます。

設定が完了したら、Nextボタンをクリックして次に進みます。

Androidのターゲットバージョンを指定する

この画面では、アプリを開発する際に使うアクティビティを選択します。

エミュレーターを使うだけであれば、どれを選んでも問題ありません。

いずれかの項目を選び、Nextボタンをクリックして次に進みます。

今回は「Empty Activity」を選びました。

アクティビティを選択する

最後に、作成するアクティビティの名前をつけます。

設定が完了したら、Finishボタンをクリックします。

その後、プロジェクトが作成されるのでしばらく待ちます。

この設定は変更しなくても問題ありません。

アクティビティの名前を付ける
スポンサーリンク

エミュレーター作成の準備

プロジェクトの作成が完了したら、メニューバーにある「Tools」をクリックします。

メニューが展開したら、「SDK Manager」をクリックします。

Android SDKのメニューを開く

SDKマネージャーが表示されたら、右下の「Show Package Details」チェックボックスにチェックを入れます。

つぎに、一番上の「Android P Preview」の中にある「Android SDK Platform P」、「Google APIs Intel x86 Atom System Image」チェックボックスにチェックを入れます。

また、エミュレーターでGoogle Playストアを利用したい場合は、「Google Play Intel x86 Atom System Image」チェックボックスにもチェックを入れます。

SDKマネージャー

チェックを入れたら、右下の「Apply」ボタンをクリックします。

このような確認画面が表示されたら、OKボタンをクリックします。

Android SDKの確認画面

ライセンスの確認画面が表示された場合は、「Accept」を選択してNextボタンをクリックします。

Android SDKのライセンスの確認画面

ダウンロードが開始されます。

容量が大きいので、インターネット環境によっては少し時間がかかる場合があります。

ダウンロードが完了すると、インストールが行われます。

Android SDKのダウンロードが開始された

インストールが完了したら、Finishボタンをクリックしてこの画面を閉じます。

SDKマネージャーも閉じておきます。これで、エミュレーター作成の準備が完了しました。

Android SDKのインストールが完了した
スポンサーリンク

エミュレーターを作成する

Android StudioのメニューバーにあるToolsをクリックします。

そして、一番上のAVD Managerをクリックします。

Android Studioのメニューを開く

AVDマネージャーが表示されたら、左下の「Create Virtual Device」ボタンをクリックします。

SDKマネージャー

作成するエミュレーターのデバイスの種類を選択します。

Google Playストアを利用したい場合は、Nexus 5またはNexus 5Xの、Google Playのマークが表示されている方を選択します。

デバイスを選択する

システムイメージの選択画面が表示されます。

この画面では、作成したいエミュレーターのAndroidバージョンを選択します。

今回はAndroid Pのエミュレーターを作成するので、一番上の「P」を選択して、Nextボタンをクリックします。

システムイメージの選択画面

次に、エミュレーターに好きな名前をつけます。名前をつけたら、Finishボタンをクリックします。

エミュレーターに名前をつける

Android Pのエミュレーターが作成されました。

画面右側の再生ボタンをクリックすると、エミュレーターが起動します。

最初の起動の際には、少し時間がかかります。

AVDマネージャーが表示された

ホーム画面が表示されたら、エミュレーターの起動は完了です。

このAndroidエミュレーターは、普通のスマートフォンのような感覚で使うことができます。

Android Pのエミュレーター
タイトルとURLをコピーしました