Android版のGoogle Chromeでは、しばらく(3年間くらい)デザインが変わっていませんでした。
しかし、最近のアップデートで新デザインを有効化できるようになりました。新デザインでは、見た目が大幅に変化しています。
今回は、その新デザインをためしてみたので紹介します。
2018年9月24日追記
先日リリースされたChrome 69では新デザインが標準になったため、以前のデザインに戻す方法について追記しました。
新デザインを有効化する
1-1.隠し設定を変更する
Chromeの新デザインは、現時点では標準の設定から有効にすることができません。そのため、隠し設定の「Chrome Flags」から設定する必要があります。
隠し設定にアクセスするには、「chrome://flags/#enable-chrome-modern-design」にアクセスします。
このリンクをタップしてもchrome flagsは開かないようになっています。アクセスするには、リンクをコピーして、アドレスバーに張り付ける必要があります。
このような隠し設定が表示されたら、黄色でハイライトされている「Chrome Modern Design」の下にある、「Default」をタップします。

このように選択肢が表示されるので、「Enabled」をタップします。

Chromeを再起動する
設定を変更すると、青い再起動ボタンが表示されるので、タップしてChromeを再起動します。
1回目の再起動では、設定の変更が反映されていないので、もう一度再起動します。(2回再起動する必要があります。)

新デザインをためしてみる
2-1.新デザインの印象
こちらがChromeの新デザインです。白基調になり、アドレス表示欄が丸っこくなっています。
また、ステータスバーの色も白くなり、アイコンが黒になっています。

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。
以前のデザインと比べると、より統一感が出ていて先進的なデザインになっていると思います。

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また、このデザインは、最近のFirefoxと少し似ているのではないかと思います。

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以前のデザインとの比較
ホーム画面
新しいタブをひらいたときに表示されるホーム画面です。
新デザインではアドレス入力欄やショートカットのアイコンが丸っこくなっています。また、配色が白基調になっています。

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こちらが以前のデザインです。

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タブの一覧画面
開いているタブの一覧画面です。背景色が黒から白に変わっています。

こちらが以前のデザインです。

アドレスバーの色が設定されているサイト
このように、アドレスバーの色が設定されているサイトでは、明るい色の場合はステータスバーのアイコンが黒くなるようになっています。
また、以前のデザインではアドレスバーの色とステータスバーの色が少し違っていましたが、新デザインでは統一されました。

こちらが以前のデザインです。

以前のデザインに戻す方法
2018年9月にリリースされたChrome 69では、この記事で紹介している新デザインが標準になりましたが、chrome flagsでのデザイン設定「Chrome Modern Design」は残っているので、もとのデザインに戻すこともできます。
Android版Chromeを以前のデザインに戻す方法については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
Android版のGoogle Chromeでは、3年ほど前にマテリアルデザインになって以来、デザインが大きく変わっていなかったので、今回の新デザインはとても新鮮でした。
また、以前のデザインよりも先進的になっていると感じました。正式に使えるようになるのがとても楽しみです。