この記事では、Android版のGoogle Chromeがフリーズしてしまったとき(動きが固まってしまったとき)の対処法と、フリーズを防ぐ方法について紹介しています。
はじめにフリーズした際の対処法を、つぎにフリーズを防ぐ方法を紹介します。
フリーズした際の対処法の大まかな流れは、次のようになっています。
- Chromeのキャッシュを削除(クリア)する
- Chromeを強制的に終了させる
- Chromeをふたたび起動させ、不要なタブを閉じる
2018年5月27日更新
スマートフォン自体の動作が重い場合の対処法について追加しました。
Chromeがフリーズしたときの対処法
Google Chromeでフリーズが発生したり、強制終了してしまったりしたときの対処法です。
Chromeのキャッシュを削除する
Google Chromeのキャッシュを削除します。
はじめに、Androidスマートフォンの設定アプリを開き、「アプリと通知」をタップします。

「アプリと通知」画面が表示されたら、「アプリ情報」をタップします。
Android 7.1以前のバージョンを搭載したスマートフォンではこの手順が必要ありませんので、このままつぎの手順に進みます。

インストールされているアプリの一覧が表示されるので、Google Chromeの項目をタップします。

Google Chromeのアプリ情報画面が表示されたら、「ストレージ」をタップします。

ストレージの使用状況が表示されるので、「キャッシュを削除」ボタンをタップします。
この操作では、確認画面は表示されません。

キャッシュが削除され、「キャッシュを削除」ボタンがグレーアウトします。

Chromeを強制終了する
キャッシュの削除が完了したら、つぎにGoogle Chromeを強制終了します。
戻るボタンをタップして、先ほどのストレージ使用状況画面からアプリ情報画面に戻ります。
そして、「強制終了」ボタンをタップします。
Chromeを強制終了させると、開いているシークレットタブがすべて閉じられます。

強制終了の確認画面が表示されるので、OKをタップします。

Google Chromeが強制終了されました。

Chromeを起動する
キャッシュの削除と強制終了が完了したら、Google Chromeをふたたび起動します。
ほとんどの場合、これでフリーズが改善されます。
不要なタブを閉じる
タブをたくさん開いている場合はフリーズが再発する可能性が高いので、不要なタブを閉じ、タブを開きすぎないようにします。
スマートフォンを最適化する
スマートフォン自体の動作が重くなっていることが原因の場合もあります。
こちらの記事「Androidスマホの動作が重くなってきたので対策してみた」では動作が重くなったときの対処法について紹介しております。
フリーズを減らす方法
Google Chromeのフリーズ回数を減らすための方法です。
タブを開きすぎない
タブを多く開きすぎていると、フリーズする可能性がより高くなります。
できれば20個以上は開かないほうがいいと思います。
安定版のChromeを利用する
Google Chromeの試験運用版(Google Chrome Canary)やChrome Devなどのベータ版は、より新しいバージョンを利用することができて便利ですが、不具合が発生する可能性が高くなります。
頻繁にフリーズしたり、起動しなくなったりすることがあります。
安定版のGoogle Chromeであれば、そのような不具合はほとんど発生しませんので、メインのブラウザでは安定版を利用することをおすすめします。